【プレスリリース】愛知産業大学スマートデザイン学科、 全学生にAIスマホアプリThinkeye VOIDを提供

2020年06月26日

愛知産業大学造形学部スマートデザイン学科は、設置2年目となる2020年度も初年度に続いて入学定員を上回る入学者を迎え、当初計画通り順調に推移しています。このたび、同学科では、在籍する学生全員にAIスマホアプリ「Thinkeye VOID」を配付し、授業での活用を開始しました。同学科では、人間中心デザインに基づくスマートデザイナーの育成を教育目標に、国内でも珍しい人間中心型XAI(explainable AI・説明可能なAI)であるThinkeyeを使った実践的教育を行っており、実務家教員を中心に、同システムを活用したpersona AIのプロトタイプ制作の授業が始まっています。

◆AI生成プラットフォーム「Thinkeye」とは
 同学科の学生は、AI生成プラットフォーム「Thinkeye」を活用して、ひとりひとりのユーザー に寄り添った人間中心のAIである「Persona AI」を開発します。「Thinkeye」は、導いた答えの理由を説明できる「Explainable(説明可能な) AI (XAI)」の考え方を採用しており、近年その考え方が世界的にも注目を集めています。同学科の伊藤庸一郎教授が特許を持つ 「Thinkeye」は2018年からすでに愛知産業大学の授業で活用が始まっており、「Thinkeye」の チャットスタイルのAIインターフェイスである「Thinkeye VOID」の運用は今期からスタート しました。授業を担当する実務家教員の一人、宮澤友和准教授は「リモート授業でのpersona制作の実習は当初、非常に困難であると考えられたが、スマートフォンがあればpersona制作が可能なThinkeye VOIDの導入により、リモート環境でも授業に支障が生じないばかりか、学生が自宅学習に積極的に活用している様子が伺えるなど、期待以上の効果があった」と語っています。Thinkeye開発者の 伊藤教授はThinkeye VOIDについて、「今後社会実装が広まるこれら人を模倣するXAIを学生が学ぶAIとしても初めからプロスペックを活用できる機会になれば。」とコメントしています。

◆数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムに参加し、産学官連携への活用も
スマートデザイン学科では、これまで国公立大学のみで組織されていた「数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアム」に6月より参画することが決定し、AIを活用したデザイン教育をもとに大学間の連携を図っていきます。また、大手家電メーカーや有名美容サロン、地元岡崎市など複数の産学官連携による共同研究が検討されており、一般財団法人国際災害対策支援機構との「災害対策技術革新」の共同研究が開始するなど、新学科を拠点としたAI活用の輪は大きな拡がりを見せています。ここでも、新たな設備を必要としないというスマホアプリの最大の利点を生かし、低コストでPoC(概念証明)やプロトタイピングを実施することで、スピーディーな大学間連携、共同研究による開発を目指します。

◆企業と学生をマッチングして共同研究に参画、即戦力として就職へ
実務家教員5名はそれぞれがビジネスの最前線でさまざまな業種の多くの企業や行政等の組織とかかわりをもっています。企業や組織のニーズに応じて共同研究の形で製品やサービスを開発し、研究テーマや学修成果から適宜、共同研究に学生を参画させます。実務家教員の高橋広嗣准教授は「海外と比べると周回遅れの日本のAI人材育成に対して少しでも貢献したい。すでに教師データを作成するアノテーションサービスは急速に拡大しており、近い将来、AIの普及に合わせ、エンジニア以外にスマートデザイナーやスマートオペレーターの需要が爆発的に増えることは間違いありません。」と語っています。優秀な学生は企業からのダイレクトスカラシップを得ながら、ビジネスの現場でデザイナーとして自らを磨き、卒業後も即戦力として活躍することが期待されています。

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