学科・学部

スマートデザイン学科スマートデザイン学科

SMARTDESIGN

スマートデザイン学科

モノからコト、所有からシェアへと人々の志向や価値観が変化するなか、社会は今、新しいビジネスモデルを求めています。実際に、モノの形や色を考えるデザイナーの他に、社会のニーズをすくいとり新しいサービスを生み出す、コト、エクスペリエンス(体験)のデザイナーがたくさん活躍しています。
スマートデザイン学科では、こうしたデザイナー像の広がりに対応して、人間中心デザインの考え方でもあるデザイン思考(課題解決を導く思考法)と情報処理技術を使って、幅広く役立つプロダクトやサービスのしくみを考えるデザイナーを育成します。

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スマートデザイン学科 PICK UP!

  • 岡崎市観光協会と協力し『さくらピンバッジ』を学生がデザイン
    岡崎市観光協会と協力し『さくらピンバッジ』を学生がデザイン
    包括的協定を締結した岡崎市観光協会とスマートデザイン学科が協力し、岡崎市が毎年製作・販売している『さくらピンバッジ』を本学 スマートデザイン学科の学生がデザインしております。
  • JA あいち三河と協力し『岡崎市ブランド野菜』PR リーフレットを学生が制作
    JA あいち三河と協力し『岡崎市ブランド野菜』PR リーフレットを学生が制作
    包括的協定を締結したJAあいち三河とスマートデザイン学科が協力し、『岡崎市ブランド自然薯』のPRリーフレットのキャラクターとイラストをスマートデザイン学科の大月里紗さん(飯田風越高校出身)と安井陽香さん(愛知工業大学名電高校出身)が制作いたしました。
  • デジタルプロトタイピング論
    デジタルプロトタイピング論
    制作に必要なソフトウェア(Autodesk3dsmax)の基礎操作から学びます。課題を通して企画・立案・プロダクトの造形制作、データ出力できる技術を身につけます。
  • カルチャーメディアプロトタイピング
    カルチャーメディアプロトタイピング
    この授業では、使用しなくなったモノに、新たな価値を与えることで、資源を無駄にせず長く使い続けるためのデザインについて学んでいます。学生たちは、使用しなくなったベンチを解体し、レーザー加工機などを使用して、プロトタイピングまでを行いました。
  • 人間機械コミュニケーションプロトタイピング
    人間機械コミュニケーションプロトタイピング
    Raspberry Pi を搭載したセンサーロボット(自動車)等を用いて,センサーデータを活用する方法やPython のプログラミング技術について学んでいます.サーバー上で構築した深層学習モデルをRaspberry Pi 上で実行することで,画像認識等の高度な判断をさせることもできるようになります。
  • AIデザイン基礎
    AIデザイン基礎
    AIプロダクトとAIサービスについて、 授業時間内外のリサーチと講義を通し て事例研究のアクティブラーニングを 進め、AI技術を用いたデザインの具体 的なプロセスを学びます。授業で紹介 する映像資料をベースにした自主学習 課題、さらにグループによる研究発表 によって理解度を確認します。

人間中心デザインと3つの専門フィールド

人間中心デザインと3つの専門フィールドの画像 人間中心デザインと3つの専門フィールドの画像

目標とする資格・検定

  • 色彩検定
  • ITパスポート
  • カラーコーディネーター検定
  • 基本情報技術者・応用情報技術者
  • CGクリエイター検定
  • 日本ディープラーニング協会G検定 E資格
  • CGエンジニア検定
  • 人間中心設計(HCD)専門家資格認定
  • Photoshop 能力認定試験
  • プロダクトデザイン検定
  • Illustrator 能力認定試験

めざす職種

  • ITエンジニア
  • プロダクトデザイナー
  • ITコンサルタント
  • Webデザイナー
  • システムエンジニア
  • CGクリエイター
  • ソフトウェア開発者
  • 映像クリエイター

年次別開講科目

●:必修科目 ○:選択必修科目

※1:1科目以上選択必修(留学生対象)
※2:1科目以上選択必修

1年次 2年次 3年次 4年次
教養科目 ● スタディスキル
● 情報リテラシー
プレゼンテーションツール
心理学
哲学
数学と社会
統計学
文章表現基本
文章表現応用
日本語中級 ※1
日本語上級 ※1
現代日本の文化研究 ※1
英語コミュニケーションA ※2
英語コミュニケーションB ※2
スポーツA
スポーツB
デジタルデザイン表現
法学(日本国憲法)
社会学
経済学
日本の歴史
英語コミュニケーションC ※2
フランス語
健康・運動の科学
● キャリアデザインI
● キャリアデザインII
倫理学
現代文化論
地球環境と社会
中国語A
中国語B
共通科目 コミュニケーションスケッチ
世界の美術
地域クリエイション基礎
三河のまちづくりと観光
産業クリエイション基礎
三河のものづくり
マーケティングと広告
色彩学
アート表現演習
人間工学と感性
福祉社会のクリエイション
日本の産業
都市と移動手段のデザイン
インターンシップ
地域クリエイションワーク
未来産業ワーク
市場創成ワーク
専門科目 ○ 暮らしのスマートデザインI
○ 暮らしのスマートデザインII
○ 表すスマートデザインI
○ 表すスマートデザインII
○ 作るスマートデザインI
○ 作るスマートデザインII
○ わかりあうスマートデザインI
○ わかりあうスマートデザインII
● 人間中心デザインI
● 人間中心デザインII
● データマイニングI
● データマイニングII
● プレゼンテーション演習
● プランニング演習
● マーケティング演習
造形デザイン基礎
AIデザイン基礎
メディアデザイン基礎
システムデザイン基礎
共生デザイン基礎
○ 知能プロダクト
プロトタイピングI
○ 知能プロダクト
プロトタイピングII
○ カルチャーメディア
プロトタイピングI
○ カルチャーメディア
プロトタイピングII
○ 人間機械
コミュニケーション
プロトタイピングI
○ 人間機械
コミュニケーション
プロトタイピングII
○ テーラーメイドサービス
プロトタイピングI
○ テーラーメイドサービス
プロトタイピングII
○ エンターテイメント
プロトタイピングI
○ エンターテイメント
プロトタイピングII
○ マーケット
プロトタイピングI
○ マーケット
プロトタイピングII
キャラクターデザイン学
こころのデザイン学
コミュニケーション学
デザインマネジメント論
デジタルプロトタイピング論
スマート空間論
オープンイノベーション論
映像視覚表現論
● 卒業研究I
● 卒業研究II
○ AI研究専門ゼミナールI
○ AI研究専門ゼミナールII
○ ICT研究専門ゼミナールI
○ ICT研究専門ゼミナールII
○ デザインビジネス
研究ゼミナールI
○ デザインビジネス
研究ゼミナールII
○ メディア研究専門
ゼミナールI
○ メディア研究専門
ゼミナールII
ロボットデザイン論
ユーザーインターフェイス論
スマートモビリティ論

※この表は予定であり、変更する場合があります。

カリキュラムと履修モデル

就業を見据えた実践教育

スマートデザインの手法はこれまでの製品や情報コンテンツの作成のみではなく、無形のサービスの立案、設計にも有効な手法です。スマートデザインではこの手法を学ぶ過程で、社会で必要とされる価値創造の手法を学びます。これは造形手法でではなく、環境や生活の必要性を観察し、必要とされる要因を分析することを根拠に醸成されます。また、AI,IoTを主軸とするデザインは情報工学のリテラシを前提とするので、将来にわたってメインストリームとなるデザイン手法の習得を身につけることにつながります。

「人間中心デザイン」をコアとしたデザイン教育

スマートデザイン学科で評価するデザインは、社会に貢献するデザインです。そのためには、社会で必要とされる項目についての広い知識と、それを知るための情報収集と分析の力が必要です。また、それらの項目を評価するために、人間の幸福についての深い考察を必要とします。スマートデザイン学科ではこの力を養成するために、人間・社会についての理解を深める導入教育からスタートします。続いてこの問題を進めるために必要な情報収集、分析のためのコンピューター使用を前提としたデータ分析、分析した結果得られた問題点や解決策を実行し、共有するためのコミュニケーションスキル養成とデザイン手法の学習を行います。このデザイン手法は単に造形技術の習得だけではなく、より広範囲に成果を広めるためのマーケット手法、少数派も含めた全人類的成果を目指すテーラーメード手法など、これまで美術教育では扱わなかった分野でのデザイン教育も含みます。

こうして得られた能力は、実践的なデザインによってより確実なものとすることができます。スマートデザイン学科では3年次より、学修した成果を実践的な計画として立案し、企業やNPOなどと協働したプロトタイピングとゼミナール授業をカリキュラムの構成しています。これは単に学習の成果を確認するためではなく、さらにスマートデザインの成果を高めるための改善を進める効果を狙ったものです。これらのカリキュラムは、社会に積極的に関わっていくことで社会から歓迎され、卒業後の学生の活躍の場を作ることにつながると考えています。

履修モデル プロダクトデザイン AIサービスデザイン メディアデザイン
育成する人材像
(何ができるようになる)
・ものつくりに必要な素養を持つ。
・客観的にユーザー像を理解することができる。
・第5次産業に欲されるテーラーメードプロダクトをデザイン及びファブリケーションすることができる。
・プロダクトデザインにおいて設計段階においてデータマイニング、AIを使ったデザイン手法を使うことができる。
・AIoTプロダクトデザインの企画段階からプロトタイプまでのすべてにおけるテクニックおよびリテラシーがつく。
コミュニケーションサービスに必要な素養を持つ。
・客観的にユーザー像を理解することができる。
・第5次産業に欲されるテーラーメードコミュニケーションをデザイン及びオーガナイズすることができる。
・データマイニング、AIを使ったデザイン手法を使うことができる。
・AIを使ったサービスを計画し、提案することができる。
・コンテンツ制作に必要な素養を持つ。
・客観的にユーザー像を理解することができる。
・第5次産業に欲されるテーラーメードコミュニケーションをデザイン及び発信することができる。
・個別マーケティングを使ったデザイン手法を使うことができる。
・情報伝達、エンターテイメントに必要な情報メディアを使うことができる。
資格
(取得できる資格、目指す資格)
・人間中心設計(HCD)専門家資格認定
・プロダクトデザイン検定
・人間中心設計(HCD)専門家資格認定
・プロダクトデザイン検定
・色彩検定、カラーコーディネーター検定
・AdobePhotoshop、
Illustrator能力認定試験
・CGクリエイター検定、CGエンジニア検定
仕事
(職種・業種・働き方など)
・AIプランナー、プロダクトデザイナー
・IoTプロダクトデザイナー
・プログラマー、システムエンジニア
・UIデザイナー
・営業企画、マーケティング担当者
・エンターテイメントプロデューサー
・ゲームディレクター
・Webプランナー、デザイナー
・コンテンツクリエイター
・プロジェクトマネージャー
・デザインコンサルタント
・グラフィックデザイナー、オペレーター
・Webデザイナー、オペレーター
・3DCGデザイナー、オペレーター
・映像ディレクター、プロデューサー
・エフェクトデザイナー
・キャラクターデザイナー、モーションデザイナー

プロダクトデザイン履修モデル

プロダクトデザイン履修モデル=人間中心デザイン[コア]+プロダクトデザインフィールド
カリキュラムマップ
領域 Keyword 到達度モデル
教養 基本的なコミュニケーション力、 論理的思考及び情報活用能力 大学生活 充実した大学生活を送るために必要な知識と技能を概ね理解している。
課題解決と主体的対応能力 現代社会のあらゆる局面で必要不可欠となっている情報関係の知識・技能の基本を概ね理解している。
情報関係 コミュニケーション力に必要な知識・技能の基本的事項を理解し、実践的にコミュニケーションできる。
教養 コミュニケーション 国際的視野と伝統文化への関心を持ち、人間、社会や自然に関する思考や判断力を育むために必要な知識を身につけ、表現することができる。
キャリア 思考・判断力 キャリア形成をするために必要な知識・技能を含み、諸課題に主体的に対処できる能力の基本を概ね理解している。
共通 総合的(建築・スマートデザイン・経営)な視点で物事を捉え、思考して行動できる。 能動的学習 能動的学習を行うために必要な知識・技術を理解し、その知識・技術を使うことができる。
論理的思考 物事の因果関係を整理し、その因子を順序だてて考える、他者に伝えることができる。
広い視点・専門性の融合 学科を超えてより広い視野から、かつ専門性の融合による知識と技能について理解している。
専門科目 産業・地域・生活に存在する諸問題についての理解 社会理解 産業・地域・生活の向上のため、問題点を見つけるために行動をすることができる。
価値の創設 産業・地域・社会の問題点を、改善提案をするために行動することができる。
デザイン知識・解決方法の立案 基礎知識 得られた教養、一般知識を、デザインの目的のために活用することができる。
解決方法の立案 AIoT社会におけるテーラーメードデザインを用いた提案を発表し、産業、地域、社会のメンバーと協働することができる。
情報テクノロジーを含めたトータルなデザインを活用 情報収集 デザインや製品開発に必要な情報についてに自動的な情報収集を機能させることができる。
分析 分析の結果得られた要因を評価し、デザイン計画のなかに意味や機能を象徴化できる。
計画 デザイン・造形・AIoT手法を使って、問題解決に向けて立案したデザイン計画をシミュレーションすることができる。
提案 他者の心を動かし感動と反省を促すプレゼンテーションができる。

AIサービスデザイン履修モデル

AIサービスデザイン履修モデル=人間中心デザイン[コア]+AIサービスデザインフィールド
カリキュラムマップ
領域 Keyword 到達度モデル
教養 基本的なコミュニケーション力、 論理的思考及び情報活用能力 大学生活 充実した大学生活を送るために必要な知識と技能を概ね理解している。
課題解決と主体的対応能力 現代社会のあらゆる局面で必要不可欠となっている情報関係の知識・技能の基本を概ね理解している。
情報関係 コミュニケーション力に必要な知識・技能の基本的事項を理解し、実践的にコミュニケーションできる。
教養 コミュニケーション 国際的視野と伝統文化への関心を持ち、人間、社会や自然に関する思考や判断力を育むために必要な知識を身につけ、表現することができる。
キャリア 思考・判断力 キャリア形成をするために必要な知識・技能を含み、諸課題に主体的に対処できる能力の基本を概ね理解している。
共通 総合的(建築・スマートデザイン・経営)な視点で物事を捉え、思考して行動できる。 能動的学習 能動的学習を行うために必要な知識・技術を理解し、その知識・技術を使うことができる。
論理的思考 物事の因果関係を整理し、その因子を順序だてて考える、他者に伝えることができる。
広い視点・専門性の融合 学科を超えてより広い視野から、かつ専門性の融合による知識と技能について理解している。
専門科目 産業・地域・生活に存在する諸問題についての理解 社会理解 産業・地域・生活において、その構成員と問題点を共有することができる。
価値の創設 産業・地域・社会にとって価値のある提案をすることができる。
デザイン知識・解決方法の立案 基礎知識 得られた教養、一般知識を、デザインの目的のために活用することができる。
解決方法の立案 AIoT社会におけるテーラーメードデザインを用いた提案を発表し、産業、地域、社会のメンバーと協働することができる。
情報テクノロジーを含めたトータルなデザインを活用 情報収集 デザインや製品開発に必要な情報についてに自動的な情報収集を機能させることができる。
分析 分析の結果得られた要因を評価し、デザイン計画のなかに意味や機能を象徴化できる。
計画 デザイン・造形・AIoT手法を使って、問題解決に向けて立案したデザイン計画をシミュレーションすることができる。
提案 他者の心を動かし感動と反省を促すプレゼンテーションができる。

メディアデザイン履修モデル

メディアデザイン履修モデル=人間中心デザイン[コア]+メディアデザインフィールド
カリキュラムマップ
領域 Keyword 到達度モデル
教養 基本的なコミュニケーション力、 論理的思考及び情報活用能力 大学生活 充実した大学生活を送るために必要な知識と技能を概ね理解している。
課題解決と主体的対応能力 現代社会のあらゆる局面で必要不可欠となっている情報関係の知識・技能の基本を概ね理解している。
情報関係 コミュニケーション力に必要な知識・技能の基本的事項を理解し、実践的にコミュニケーションできる。
教養 コミュニケーション 国際的視野と伝統文化への関心を持ち、人間、社会や自然に関する思考や判断力を育むために必要な知識を身につけ、表現することができる。
キャリア 思考・判断力 キャリア形成をするために必要な知識・技能を含み、諸課題に主体的に対処できる能力の基本を概ね理解している。
共通 総合的(建築・スマートデザイン・経営)な視点で物事を捉え、思考して行動できる。 能動的学習 能動的学習を行うために必要な知識・技術を理解し、その知識・技術を使うことができる。
論理的思考 物事の因果関係を整理し、その因子を順序だてて考える、他者に伝えることができる。
広い視点・専門性の融合 学科を超えてより広い視野から、かつ専門性の融合による知識と技能について理解している。
専門科目 産業・地域・生活に存在する諸問題についての理解 社会理解 産業・地域・生活の向上のため、問題点を見つけるために行動をすることができる。
価値の創設 産業・地域・社会にとって価値のある提案をすることができる。
デザイン知識・解決方法の立案 基礎知識 得られた教養、一般知識を、デザインの目的のために活用することができる。
解決方法の立案 AIoT社会におけるテーラーメードデザインを用いた提案を発表し、産業、地域、社会のメンバーと協働することができる。
情報テクノロジーを含めたトータルなデザインを活用 情報収集 デザインや製品開発に必要な情報をルール化することができる。
分析 収取した情報やルールを分析し、誘発する事態を想定できるすることができる。
計画 デザイン・造形・AIoT手法を使って、問題解決に向けて立案したデザイン計画をシミュレーションすることができる。
提案 他者の心を動かし感動と反省を促すプレゼンテーションができる。