今話題の愛産大ニュース今話題の愛産大ニュース

TOPICS

  • HOME
  • 今話題の愛産大ニュース
  • 総合経営学科・簗瀬康講師がJICA海外協力隊としてカンボジアで国際協力 ―スポーツ科学とAIを生かし、パラスポーツ指導者を支援―

総合経営学科・簗瀬康講師がJICA海外協力隊としてカンボジアで国際協力 ―スポーツ科学とAIを生かし、パラスポーツ指導者を支援―

#教員情報

スマートフォンを手に、自分たちのチームが抱える課題をAIに相談するカンボジア代表のパラスポーツ指導者たち。画面に表示された回答を確認し、さらに質問を重ねるなど、会場では活発なやり取りが行われました。この「AI×スポーツコーチング」のワークショップを担当したのは、経営学部の簗瀬康講師(2027年度以降、情報学部〔設置認可申請中〕)です。

簗瀬講師は、JICA海外協力隊の短期隊員として、2026年8月4日から9月3日までカンボジア・プノンペンに派遣されています。現地では、パラスポーツの代表選手へのコンディショニングや身体評価、トレーニング指導に加え、代表チームを支えるコーチ陣の研修にも携わっています。

【パラスポーツ指導者が「生成AI」を実際に体験】
8月13日、14日には、カンボジアのパラスポーツ指導者約25名を対象に、2日間の研修が行われました。日本から短期派遣された理学療法士がそれぞれの専門分野を担当し、トレーニングの原理・原則や動作解析、車いす競技のトレーニングなどについて講義や実践的な研修を行いました。簗瀬講師は、そのプログラムの一つとして「AI×スポーツコーチング」のワークショップを担当しました。

参加者は、ChatGPTやGeminiなどの生成AIを実際に使用。日頃感じているチーム運営や指導上の課題をAIに相談し、回答をもとに質問を重ねながら、課題解決にAIをどう生かせるかを考えました。また、より適切な回答を得るための質問の仕方や、回答をそのまま受け入れず、内容を確認しながら活用することの重要性についても学びました。

【AIとスポーツ科学を組み合わせ、国際協力の現場へ】
簗瀬講師は、理学療法士としての経験を生かし、スポーツ科学の教育・研究に取り組んでいます。また、生成AIを授業や研究に取り入れ、新たな教育・研究の可能性を探っています。

簗瀬講師は、今回の活動について次のように話します。
「カンボジア代表の選手や指導者は、利用できる設備や支援が限られる中でも、工夫を重ねながら真剣に競技に取り組んでいます。その姿に接し、私たちが技術支援することには大きな意義があると、今回の活動を通じて改めて感じました。また、支援する側は、現地の方々が自走し、活動を継続できる仕組みづくりを目指すことが重要だと感じています。」

【関連リンク】
⁠カンボジア国家パラリンピック委員会Facebook(研修当日の様子)
https://www.facebook.com/share/p/1C2fa2rVFy/?mibextid=wwXIfr