【建築学科】竹内孝治准教授の連載「月刊マイホームの文化史」が学芸出版社のウェブメディアではじまりました

2025.12.10

＃教員情報

ポスト シェア

建築・都市・まちづくり系の出版社・学芸出版社が運営するウェブメディア
「まち座」にて「マイホームの文化史：「庶民の夢」の住宅はどのように
つくられてきたか」の連載（全11回予定）がはじまりました。

わたしたちの身のまわりに建つ住宅はどうやって今のような姿になった
のでしょうか。この連載では、戦後の持ち家政策を背景にたくさん
建てられてきた「マイホーム」がどうつくられてきたのかを、住宅行政、
建築家、ハウスメーカー、工務店、セルフビルドなどなど様々なアクターの
せめぎあいを通して浮かび上がらせる「もうひとつの近現代住宅史」の
試みです。

連載の内容は本学建築学科での講義や、高等学校での出前授業の内容も
たくさん取り入れられており、「住宅プランニング」や「建築生産」
「居住文化論」「住宅産業論」などを受講してくれた学生にもおなじみの
話題が多数登場します。きっと身のまわりの家々がこれまでとはちがって
見えてくる体験になるはずです。

https://book.gakugei-pub.co.jp/series-my-dream-home-01/

********************

【連載目次】
①「おいえ」と「おうち」｜マイホームという住宅像
②1940年代｜急げ住宅建設｜戦後復興と工場生産住宅
③1950年代｜マイホームの鋳型｜住宅金融公庫と月賦住宅
④1950年代｜日本住宅公団誕生｜ダンチ族の新しい生活様式
⑤1950年代｜ミゼットハウス登場｜勉強部屋という「ボクの城」
⑥1960年代｜離陸する住宅産業｜プレハブ住宅の社会受容
⑦1960年代｜マイホームのハイエンドモデル｜皇室・マンション・建築家
⑧1960年代｜規格型か自由設計か｜プレハブ住宅をめぐるジレンマ
⑨1970年代｜屋根なんて飾りです｜ユニット住宅出撃す
⑩1970年代｜家を建てる権利｜住宅産業ブームに抗して
⑪1970年代｜となりの芝生は青いか｜マイホーム劇場の悲喜こもごも

********************